隆鼻術

人工プロテーゼ隆鼻術には、シリコンなどの人工軟骨を使う場合と、軟骨や骨、筋膜などの自分の組織を使う方法(移植術)があります。どちらも、鼻の穴の中を切開するため、傷は外からでは見えません。

人工軟骨は、柔らかさや大きさなどが自由に調整できるために、自然な鼻筋を作ることが可能です。しかし、あまり無理をして大きな物を入れると、皮膚が薄くなってきたりします。そういうことのないように、熟練した医師によるデザインが必要となります。

自分の組織を使う方法は、周りの組織と一体(生着状態)になり、皮膚に影響を与えることはありません。ただ、余分な切開が必要になることと、時間とともに変形することがあるため、かなり特殊な場合の手術になります。

鼻の高さは高くすればいいというものではありません。顔全体のバランスを見ながら、医師と相談し、高さを決める必要があります。

隆鼻術の手術方法

隆鼻術は、まず、本人に希望する高さを聞くことから始まります。このとき「ほんの少しだけ」とか「目立たない程度で」あるいは「できるだけ高く」の表現で充分です。
ドクターは、顔全体のバランスと本人の要望を考えて手術方法や使う材料を選びます。

人工プロテーゼ

一般的には、下の図のように、額と鼻筋の角度を30〜35度程度と仮定し、鼻の形の違い(凹型と凸型など)に対して、それぞれのプロテーゼを作成します。
1は、少しだけ高く、I型のプロテーゼを使用し、2, 3は、そこそこ高くということでL型のプロテーゼを使用します。また、もとの鼻の形に沿ったプロテーゼを作成する必要があります。

▼ 1の場合(I型プロテーゼ)
1の場合(I型プロテーゼ)
▼ 2の場合(L型プロテーゼ)
2の場合(L型プロテーゼ)
▼ 3の場合(L型プロテーゼ)
3の場合(L型プロテーゼ)